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ニコ・ローレケのインサイダー・レポート
 

池辺 秀仁   

ニコ・ローレケ
ニコル・レーシング・ジャパン(株)、他3社の代表取締役社長/ASEA理事

外交官の次男としてインドで生まれる。世界中の学校を17回転校後、1969年日本へ。 ’74〜’82まで”ニコ・ニコル”の名前でF2・富士グラチャン等に参戦。


貴方は左足派、それとも右足派?

貴方はブレーキを踏むとき、右足を使いますか? 現役F1ドライバーの中で右足派は アレジ、バリッケロ、クルサード、ディニス、ハーバート、フェルスタッペンの6人。

ミハエル・シューマッハのようなカート出身者は殆ど左足派。 彼らはペダルを踏み変える必要がないため、ブレーキングとアクセレーションを素早く行うことが出来る。

高速コーナーにおいて車を安定させるため、左足派はブレーキとアクセルを同時に 操作。 "バルセロナのような高速コースでは左足派にとって有利。" とフェラーリ ドライバーのバリッケロは最近、語っています。

しかし、古い世代の右足派の一人、クルサードは "燃費は左足派より、 いいよ。 左足派はアクセルペダルを右足派より長く踏んでいる分、燃費も悪くなる。 左足派のハッキネンと比べると、レース中の燃費は2周分は違うね。 さらに、タイヤと ブレーキの消耗度も少ないよ。" とメリットを挙げている。

チーム内に左足派と右足派がいる時が問題。 何故かというと、突然、スペアカーを用意するときが大変。  シューマッハとバリッケロのブレーキペダルは同じでないから。 シューマッハは高速走行中に足が動かないように、ブレーキペダルの両端を板で固定することを好む。一方、バリッケロの車には、高速走行中に左足を安定させる為、ブレーキペダルの左側にフットレストがある。

私はレーシングドライバー時代からずっと右足を使っています。たとえオートマティック車を運転するときでも。しかし超右利きの人が左を使うということはいい経験ですね。 最近、私は左手で歯磨きをするようにしています。 これは一般道路での左足ブレーキを練習するよりもはるかに安全な方法です。しかしこれを実践することはおすすめしません。なぜならば具体的なメリットは何もないからです。

普段、使わない手で歯を磨くことは普段使わない脳細胞を刺激するので良いトレーニングになると思います。 そして・・その結果貴方の運転が上達するかも知れませんよ。


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